オッケーですね。
エアクリーナーも装着。
これまでのスポーツインジェクションであれ、ツインキャブレターであれ、結局はエンジンに合わせるのがセッティングですので、つまりエンジンありきです。
ですのでインジェクションにしたからとかキャブレターを変えたとかでパワーアップするというものではありません。エンジンの要求を満たしていれば良いわけで、例えばUSノーマルのエンジンでシングルキャブレターからツインキャブレターにすると音だけ勇ましくなるだけなのですが、そういう場合の音というのはガボガボという吹き返しの音でして、つまりエンジンがそれだけのものを吸えずに吐き出している音なのですが、それをキャブレターの良い音と勘違いしている方が多いです。
良いエンジンでキチンとセッティングされた車はそういった音はしないものですし、セッティング自体もエンジンがものを言ってくれるので楽です。
勿論、こちらで作ったエンジンなので仕様やスペックを把握しているので決まりも早いです。本来、どんな素性のエンジンかが分からない車の場合はセッティングといっても難しいということですが、それはどんなパーツを使っているかもそうですし、エンジンを組んだ人がどういう意図をもってどんなパーツを使ったかやどこをどう加工したかがとても重要です。
このX1/9は以前にやらせていただいたチューニングエンジンです。仕様はストリート重視のエンジンですが、やはり久々に乗ってもかなり良いですね。
そもそも使うスロットルやインマニ、そしてインジェクションというものに合わせたポートやその他の加工やバルタイのセッティングなので細かく言えば完璧にはアジャスト出来ないものの、今回のツインキャブレター仕様でも上々のフィーリングに出来たと思います。
というとこであとは納車です。